Garmin eTrex-summit利用記

(2001.03.25---利用記4追加)
(2001.02.25---利用記3追加)
(2001.02.21---利用記2追加)
(2001.02.17---間違い修正)
(2001.02.12---利用記1追加)
(2000.12.23作成)


このページをみてGarmin-eTrex summitに興味を持っても、待てるなら、今買わない方がいいかもしれません。
eTrex系の新製品(機能アップした分ちょっと高くなるようですが・・・)が春先から出るそうです(http://www.garmin.com/whatsNew/)。買い時は、firmとかが安定した後(夏以降?)の方がいいかもしれません。
ただ、新機種の価格などをみると本当に新機種を待つ方がいいのか?という検討をした方がいいかもしれません。

(注)各販売店さんの営業妨害している分けではないですが、人情ということで。

(2001.02.09追加)


今回、Right StuffからeTrex-summitを購入してみました。
以前、@Nifty FGPSにおいて、Garmin eTrexを評価する機会があったのですが、Garmin12XLにそれほど不満を持っていないので購入するには至りませんでした(お金がなかったこともありますが・・・)。
しかし、GPS+Kodak DC290で方位情報まで管理するにはやはりeTrex-summitが必要ということで2台目のハンディ機を購入してみました。

個人輸入の方が、アクセサリも含めて購入する場合はお得な気がするのですが、今回は国内で購入しました。eTrex-summitはどうかわかりませんが、eTrexの品質管理は情けないということだったので(最近は改善したとの話をどこかの掲示板で見ましたが。。。)、不良品をつかまされた場合の対処が面倒な個人輸入は避けました。注文から中1日で到着しました。

私がRight Stuffで購入したのは、価格は一番安いわけではないですがそれなりに安い、また、自社のweb pageで提供されている情報からみた安心感があります。なお、本体の価格にとらわれることなくケーブルも含めた合計金額で考えた方がよいです。

この会社は、PCの連携を考えるとあまり評判がよくない(@nifty FGPS #mes11-8166参照)日本語版(表示まで日本語)は扱っておらず、輸入版の英語版しか扱っていないのですが、簡単なeTrex用の日本語説明書を無料でweb pageを通じて配布(2001.1からは詳細な日本語マニュアルも添付されるようです。Right Stuffの掲示板[253]参照)しており、好感が持てます。当然英語版のマニュアルも付属しています。私の友人もこの会社でeTrexを購入しました(http://www.jsgarage.org/graces/Gps/index.htmlhttp://jsgarage.org/graces/及びhttp://www.takachiho88.net/nakakyushu/も参照してみてください)。
(注)PCと接続するケーブルを買っておいて損はないです。国土地理院から25,000分の1地形図が無償で提供されていますので、kashmirを組み合わせれば林道などの走行ログが後から楽しめます。

サミット(首脳会議)でもグローバリゼーションが議題になったくらいですから、英語説明書にめげてはいけないと感じる今日このごろです。慣れてしまえば、英語の表記も大したことないですね。


<感想>

改めて手にすると、軽い(1995年に私がはじめて購入した携帯電話より軽いです)。これなら都会の街歩きのログ取りもできそうです(本当はハイキング、山登り等に利用するのでしょうが。。。)。
実は、徒歩でログを採るために、Right Stuffから販売されているケース(リュックに固定可能なもの---Mont bell製)も購入してみました。確かに歩いている最中はGPSの表示をみることはほとんどないので、ライトスタッフの方針も理解できます。

summitはトラックログ用メモリも12XLの約3倍になっています。保存間隔を12XLのように指定できると更によいのですが。。。

<ePlug及びケーブル関連情報>---ケーブルを用途に応じて自作することもできます。

ePlug単体の入手方法(組み立て方法の解説もあり):http://www.valley.ne.jp/~kazuo/
電源を接続する場合は、多々注意点がありますのでhttp://member.nifty.ne.jp/san-chan/を参照してから作成した方がよいでしょう。gigo's web(http://homepage1.nifty.com/gigo/)の過去ログ( 特に2000/11/25(Sat) 14:11) にも有用な話題がありました。
ePlug+必要部品のセットの入手(SPA):http://www.rakuten.co.jp/gps/384691/404956/
e系列用各種完成ケーブル(ePlugを利用したもの):
http://www.soaring.co.jp/products/cable.htm(日本で唯一?PDA用などもあり)
http://www.iiyo.net/gps/share_cable.htm

<本体、パソコン接続ケーブル等>


(←環境によっては写真が暗いかもしれません。white balanceがちょっと違います・・・)

今回購入したeTrex-summit

別途秋葉原秋月電子で1本200円で購入したNiMH2次電池、Panasonicの電池ケース(Right Stuffさんから購入したのではなくPanasonic CD playerに付属していたもの)、秋月電子で売っていた電池ケースによさそうなケース(1個80円)

本体はmade in taiwanです。




本体付属の英語のマニュアルと日本語簡易説明書(web pageから素のeTrex用をダウンロード)



電源入力付きパソコン接続用ケーブル(Garmin純正品、台湾製、gpscityから購入

単なるパソコン接続ケーブルではノイズフィルターがGPS接続コネクタに近いところにありますが、このcombo cableにはありません。

eTrexとの接続部には溝があり、接続方向を間違えないように配慮してあります。

なお、今回はアクセサリ類は個数がまとまったので個人輸入しましたが、RightStuffでも各種扱いがあるようなので、web pageに掲載されていない場合は問い合わせるとよいでしょう。



パソコンカーナビで利用する際は、ちょっとかさばりそうな印象です。特に、GPS本体の先端に接続部があり、ダッシュボードなどに置く際は、固定に苦労しそうな印象を持ちました。あくまで印象ですが。。。(実際に車には搭載した実験を行っていないので)

さらには、ケーブルが斜めになるので、ちょっと不安です。

裏ブタはBile/Handlebar Mount用のもの(gpscityから購入)に交換してあります。



Right Stuffから購入した際に付属していた特製ケース(市販品?)

なお、上記で紹介したモンベルのケース(リュックに固定可能なもの)とは違います。

<出力センテンス>

FGPS mes11-#6527で紹介されているURL http://homepage1.nifty.com/gigo/eTrex/index.htmlを参照するといいでしょう。方位情報の記述などもあります。
$PGRMMが出ないので測地系が分からないので、NMEAセンテンスをwindowsCEなどでログ記録する場合は注意が必要です。Garmin12XLにはあるセンテンスなのに・・・。

一般的なNMEAセンテンスの解説はFGPSの過去ログmes3-#1064からのツリーにもあります(この情報は別ページでも記しています)。最近は、国内の販売店でもGarminのGPSから出力されるNMEAセンテンスの解説書を添付するところが出てきているようです(SPAのメールニュースによる)。---2001.01.05追加

NMEAの規格書は、http://www.nmea.org/などから購入できるようですが、個人が道楽で変える値段ではない気がします。

<XD530(DS300のOEM)との接続>

自作接続ケーブルとeTrex用パソコン接続ケーブルを用いてXD530に接続したところ、デジカメ画像にすんなりGPSifdが書き込まれました。

<気圧計、方位磁石>

方位については内臓の磁石単独で利用可能なようです。真方位と地磁気の方位にずれがあるので、setup/Headingにおいて「mag」と設定しておけばよいようです。ユーザー設定もできるようですが、通常の使い方でその機能を使う場合があるのか?
真方位と地磁気の方位にずれは、理科年表などに早見表があるようです。
今回は、Right Stuffさんで、気圧計及び磁石は適切な値があらかじめセットされていました。

気圧計及び方位磁石の簡単な使い方は、Right stuffさんではないですが、SPAさんのML(http://www.spa-japan.co.jp/News/Index.html参照)でも流れていました。
(2001.01.22追加)


<利用記1>---2001.02.12追加(一部は、gigoさんのところで話題があったことの追試です)

東京駅から参加したバスツアーの際、カメラバックにいれたまま座席(しかも通路側)において電源を入れっぱなしにしておいたところ、それなりに軌跡が記録されていました。驚きです。
さすがに天城山のところは、切れていますね。それでもバッグの中では2〜3個の衛星をめまぐるしくとっかえひっかえ捉えていたのを思い出します。ループ橋のログもあると良かったのですが。。。
国産のGPS(2001.02現在)がバスの中ではなかなか測位しないとか、バスに乗る前に測位させておかないと動き始めたあとではなかなか測位しないとかいう話を聞いたりしますが(私は持っていないので正確には分かりませんが・・・)、summitは気軽に軌跡が取れるのはいいですね。

ただし、ログは10時間ぐらいしか採れていませんでした。この日はすごい渋滞だった(7:30出発26:00着)ので、24時間はログが取れるとうれしいなと感じました。WinCEマシンを持っていかなかったのは失敗でした。

上記で言及したバスツアーに参加した際のトラックログ。左の画像をクリックすると大きな画像を表示されます。

kashmirでダウンロードしたものを50m mesh標高地図上に表示させたものです(かなり圧縮されています)。




△点

(←画像をクリックすると元画像約700KBが表示されます)
静岡で3角点を撮影してみました。山座同定システムで記録した緯度経度、高度と比較すると実用十分であることが分かります。
高度についてはキャリブレーションなどは全く行っていないのに、偶然にもかなり的確な値になっています。ちなみに、この日、別の時刻には海岸線では高度が-50mぐらいになっていました。(私は気圧計のことは良く分かっていません・・・)


予備バッテリは必須と感じます。私は定量的な分析はしてませんが、日帰りバスツアーでもコンパスOnだと一度電池交換が必要でした。
12XLと違って、waypointのDescriptionに時刻情報がついていません。MapSourceでデータをダウンロードして確認した結果です。
私のやり方がいけないのかもしれませんが、12XL+PCX5ではwaypointの記録時刻が分かりログかわりにもなるのに非常に残念です。
e系にもトラックログの保存オプション設定機能NMEAセンテンス出力に測地系出力機能waypointのDescriptionに時刻情報付加機能を早くつけてほしいです。。。
上記は12XLには全部あります。e系のアドバンテージは高度情報保存機能、コンパス機能だけか?
12XLに比べ、手にもって歩いても苦にならないというメリットはありますが。。。

<利用記2>---2001.02.21追加

(注)新幹線でのGPSログ記録に関しては、gigoさんところの掲示板の 2001/02/23(Fri) 12:29 のログにも話題がありますので、そちらを参照すると、いろいろ有用なことが分かると思います。

久しぶりの新幹線利用出張があり、かつ、窓側の座席が予約できたので、新幹線でのログ記録に挑戦してみました。
新神戸から東京までの区間です。乗車したのは15:25新神戸発のひかりでした(パンタグラフの周りに巨大な風圧制御板みたいなものがついている車両---ひかりの最新車両?)。座席は15号車6番Aです。

新神戸駅から東京駅までのトラックログ(MapSource形式+MapServerScript形式)

まず、新神戸駅前で十分測位させておき、一旦電源OFF。乗車数十秒前にホームで電源Onして乗車しました。あとは、窓側にGPS受信機を置いておいただけです。途中、リセットすることも必要ありませんでした。

新神戸をでるといきなりトンネルですから、ログが記録されていない時間帯があります。新神戸から京都までは、南側のGPS衛星の配置が悪く、低い軌道の衛星が多く、GPSが電波を捉えきれたのは3個から4個でした。
その後は、衛星配置が改善し、安定して測位していた記憶があります。
FGPSで話題があったことの記憶に、新幹線でなかなかログがとれないという話があったのですが、GPS衛星の配置との巡りあわせが大事ということでしょう。今回は、非常にめぐまれていたのか、かなりの区間でログがとれました。

驚くべきことは、小田原以降東京駅までスレッドが分離していないことです。この間はまがりなりにもeTrex-summit内部では測位している状態と判断されていたわけです。
ログをMapServerScript形式に変換しプロアトラスDVD版で確認すると東京駅のどのホームに入線したかも分かるほどです。
新幹線では都心部はログ取得は難しいとかいう話も聞いた記憶があったのですが、たまたま私が座った座席側のGPS衛星配置がよく、このような結果となったのでしょう。
さらには、名古屋から東京まではトンネルの前後以外はほとんどスレッドの分断もなくログが記録できています。
実は、ハンディGPSのディスプレイで確認できたところでは、南側にしか開けていない新幹線の車内にもかかわらず新横浜近くで7個衛星を捉えていたこともありました。ただ、これはマルチパスとかいう現象かもしれません(良くわかりませんが・・・)。

東京駅では、ひかりが停車しても数十秒はGPSのディスプレイに表示されている速度が0km/hになりませんでした。

残念ながら、GPSを利用した時間帯の衛星配置を確認するためにalmanacをダウンロードしようと思ったのですが、MapSource にはalmanacをダウンロードする機能がありません。。。PCX5にはあったのに。
trimbleのweb sitehttp://www.trimble.com/satview/index.htmで確認すればいいかもしれません。

<利用記3>---2001.02.25追加(以下の内容に誤解があったらごめんなさい・・・)

WaypointをGPS本体にアップロードすることを考えます。

田舎の部分が今一つとはいえ、全国版のDVDがあり使い慣れたプロアトラスを使ってマウス等のポインティングデバイスで示した位置情報を取得し、GPSにアップロードできると便利と思います。
(マウス位置の緯度経度を読み取って、GPSへの転送を行ってくれるソフトに手入力で指示してやる方法が一番確実なような気はしますが、それでは芸がありません)

プロアトラス上で位置座表を取得し、クリップボードへ転送するソフトとしては、@nifty FGPSでRDWPOS(ベータ3が最新?)やmakepotというVBソフトが提供されています。が、私の理解では、RDWPOSはプロアトラスのバージョン(2000までの対応?)を指定しなければならなかったり、makepotは@niftyでのみ提供されているライセンスファイルが必要だったり、DVD版に対応していなかったり(ソースが提供されているので書き換えれば大丈夫?)と結構使いこなすのは大変です。また、RDWPOSは他のソフトと組み合わせないとGPSとの通信するためのソフト(Kashmirなど)に渡せるデータ形式(POT形式等)に変換できなかったり、秒の単位が小数点以下1桁では、SAが解除された現在はもの足りなさも感じます。

シェアウェアであるGpsPlayer32のルートデータ作成機能を使えば、GPSとの通信するためのソフト(Kashmirなど)に渡せるデータ形式(POT形式)に変換できるようです。(私が知っている範囲。他にもやり方があるかもしれません。)

Kashmirでは、国土地理院の地図を用いてwaypoint作成、GPSへの転送がシームレスにできますが、国土地理院の地図を無償とは言え、全国全部そろえるのは大変です。
garmapでは、プロアトラス等から切り出した地図を用いてwaypoint作成、GPSへの転送がシームレスにできますが、これまた地図を用意することが大変です。

ということで、どの方法も今一つだなと思っていたら、私がeTrex-summitを購入したライトスタッフさんからMapServerScriptファイルを扱えるgarAtlasというソフトが無償で提供されました。
このソフトは、シンプルな機能しかない(といてっも結構必要なものは揃っています)のですが、プロアトラス上で作成した位置情報を含むMapServerScriptファイルを読み込んで、waypointとしてGPSへ転送できます。

(左の画像をクリックするとmpsファイルをプロアトラス上で作成している画面サンプルが表示されます)

mpsファイルに複数ポイントを指定しておけば、複数ポイントを同時に転送することもできます。これは便利です。
ファルダ(mpsファイル内ではgid=などが異なってくる)を作ってもきちんとどのポイントも転送されました。
(garatlas ver1.25ではトラックログをmpsに変換して出力する機能、waypointデータをmpsファイルとして出力する機能がちょっとこなれていないとの印象はあり)




応用としては、トラックログをGPSへ転送し、TrackBack機能でルートファイルに変換することもできるとよいのではないかと思います(以前、ZIIで作成したルートファイルをgigoさん作のgpslogcvで*.trk形式に変換しkashmirでGPSへ転送し、trackback機能でルートファイルを作成した経験はありますので、所要のルートをmpsファイルとして準備してやればいいのではないかと推測しています)

<利用記4>---2001.03.25追加

eTrex-summit+DC290から構成される山座同定システムによる撮影結果について、大した画像ではないですが、Kodak DC290利用記(撮影結果)のページを参照ください。

<利用記5>---gpslogcvを使う(作成中)