WonderSwan で GPS(データロガー)

ケアレスミス等修正---2002.05.06更新
2002.04.28作成

備忘録代わりにまとめています。オリジナルな内容はないです。

画像が結構あるので、表示に時間がかかります。。。


長時間のトラックログを何も考えずに保存したいと思ったらどうすればよいでしょう。
私の持っているGarmin12XLは、トラックログの保存機能として1024個保存できる機能があります(Garmin eTrex-summitは3000個ぐらい)。しかしながら、Autoでトラックログを保存すると2〜3時間程度しか保存できません。10秒間隔で保存したとして、1024/6(個/分)=170分ですから、3時間弱という計算になります。
ログ保存間隔を長くすれば、もっと長時間ログが保存できるのですが、あまり長くすると軌跡がぎくしゃくしたり、地図と重ねあわせた場合に道路からはみ出てしまうことも考えられます。
また、約2時間おきにパソコンなどを使って、トラックログをダウンロードすれば、いいかもしれませんが、とてもやってられません。
ログ保存をAutoのまま長時間(少なくとも朝自宅を出発して、夜自宅に帰ってくるまでの間)ログを保存していくには、外部にデータロガーを用意すればいいと思ったわけです。パソコンをデータロガーにすることも考えられますが、ちょっと大袈裟だし、家族4人で普通のセダンに乗って出かける際はパソコンを置く場所もありません。更には、バイクに乗った場合にはとても実現できません。

そこで、WindowsCEマシン(PsPC)がデータロガーとして使るということで、使っておりました(今でもマシンは持っており、時々お世話になります)。地図表示までできるGarmapCEというすばらしいソフトが発表になっています。
winCEマシンもよいのですが、ちょっと高価です。また、乾電池運用では、運用可能時間をいつも気にする必要がありました。

その後、WonderWitchPlayer(税抜き7,800円)+WonderSwan(中古なら1,000円前後から。壊してもおしくありません)さえあれば、これらを用いてリアルタイムデータロガーとして使うgarlogというソフトが発表になりました。このソフトのすばらしいところは、(1)高度が保存できない12XLなどの機種でもGPS内部で計算されている高度情報を取得し保存できることや、(2)保存間隔が1秒であり詳細なログを残せること、(3)圧縮フォーマットの採用により1個のカートリッジ(WonderWitchPlayerに含まれています。単体でも4,000円弱で追加購入可能)で何十時間分ものログを保存できることです。


<関連情報>

garlog(gigoさんのサイト):http://homepage1.nifty.com/gigo/wonderwitch/logger02.html
PVT D800と言うプロトコル(gfarminのサイトに解説あり)を使っていますので、GPS機器のファームのバージョンに注意が必要だそうです。
ただし、古い機種での話しなので、最近の機種では大丈夫のようです。
ちなみに私が所有している1998年に購入した12XL(v3.53)でも利用可能でした。
詳しくはgigoさんのところの掲示板の2002/05/10(Fri) 17:26 のログを参照してみてください。
gar2ws最新版(中村浩明(ナカムラヒロアキ)さんのサイト):http://www.pluto.dti.ne.jp/~nak/
山と自然の旅 「ハンディGPSを活用してみよう」:http://www.yamatabi.net/main/gps/tips/gps_1.html
WonderWitchPlayer:http://www.qute.co.jp/products/WonderWitchPlayer/
開発環境を必要としない場合は、これだけ購入すれば十分でしょう。RIGHT STUFFさんでも取り扱っている(http://www.soaring.co.jp/products/sparts.htm)ので、GPSとともに購入することも考えられます。
WonderWitchサーポートwebサイト:http://wonderwitch.qute.co.jp/
WonderWitchPlayer用のソフトウェアの最新版が登録されていないか、時々チェックするとよいでしょう。
なお、開発環境ありのWonderWitchのサポートページにアクセスするにはパスワードが必要です。
WonderWitch:http://www.swan.channel.or.jp/wonderwitch/
開発環境が必要な場合はこちら。自分でソフトを改造するとか、独自に開発したい場合には必要です。
私は、こちらを購入してみました。というか、2001夏にはこちらしか売っていなかったので・・・。

<WonderSwanをデータロガー代わりに使う際に必要なもの>

(1)WonderSwan本体(白黒の中古で可、私の自宅近くでは箱入り2,000円、箱なし1,500円程度、本体に傷があると更に安いというのが相場のようです)
(2)WonderSwan用専用カートリッジ
(3)WonderSwan ---PC接続ケーブル(クロスケーブルは必要ありません)
(4)GarminGPS用PC接続ケーブル
(5)GPS本体

(2)及び(3)はWonderWitchPlayer(またはWonderWitch)に含まれています
(3)及び(4)は直結可能です。改造など一切必要ありません。接続部はネジでとめられます。

<garlog+gar2wsのインストール >

(0)専用カートリッジをWonderSwanに装着し、電源Onします。何かボタンを押すように促されるのでボタンを押します。
そうすると、「ランチャー」画面が現れます。

(1)パソコン上で必要なファイルを解凍します。ソフトを使うだけなら、garlogの場合は以下のファイル(garlog.fx)を適当な場所に保存しておけばよいです。
以下のディレクトリ構造は、参考にしないでください。個人の環境によって違いますので、このとおりになっている必要は全くありません。
なお、ファイルの解凍方法は、一般的なパソコン入門書を参照すればいいでしょう。

(2−1)パソコンとWonderSwanを接続します。WonderSwan<--->PC接続ケーブル<--->付属のクロスケーブル<--->パソコンと接続します。

(2−2)この時、パソコン側はTransMagicを起動させ、ファイル/シリアルポート設定と選択し、適切な通信設定をしておく必要があります。

(3−1)WonderSwan側でYボタンを押し、「通信」メニューを選択します。

通信画面が現われます。
プログラムエリアとワークエリアの空き容量も表示されるので参考になります。

(3−2)パソコン側のTransMagicにおいて、ファイル/オプションと選択し、「エリア整頓」について「常に整頓する」としておきます。
これは、今後、空き領域を増やすための操作を自動的に行うようにする設定です。必須ではありませんが、このオプションは指定しておいた方がよいでしょう。

なお、マニュアルで整頓する際は、プログラムエリアとワークエリアの両方を整頓する必要があるので注意が必要です。

(3−3)パソコン側のTransMagicにおいて、ファイル/接続と選択します。

(3−4)パソコンとWonderSwanの接続が成立している状態で、カートリッジ/カートリッジ情報と選択し、カートリッジ内のOSのバージョンを確認しておいた方がよいでしょう。

(3−5)パソコンとWonderSwanの接続が成立している状態で、パソコン側のTransMagicのメニューからカートリッジ/時刻設定と選択して時刻合わせを行っておいた方がよいでしょう。
パソコンの時刻が正確でないとあまり意味がありません(私のところではGPSを用いたTimeServerを用いて常時1秒以内にしてます)。
なお、garlogはGPSの時刻を用いて時刻合わせを行ってくれますので、最初の1回だけでよいでしょう。

(4)TransMagicにおいて、コンピューター側のファイルを選択し、右向きの黄色い矢印をクリックします。
ファイル選択は、TransMagicの左側のウィンドウにおいて、エクスプロアラーと同様の操作で簡単に選択できます。
なお、Ctrを押しながら選択すれば複数のファイルを選択できます。

(5−1)ファイルの転送が完了すると、TransMagicの右側のウィンドウに転送されたファイル名が表示されます。

(5−2)WonderSwan側でも転送されたファイル名が表示されます。
なお、以下の例では「garlog.cf」というファイルが表示されていますが、私の環境の都合によるもので全く必要ありません。

(6)同様にして、gar2wsの必要ファイルも転送します。一つのカートリッジには複数のソフトがインストール可能です。

(7)WonderSwan側でYボタンを押し、「終了」メニューを選択します。
パソコン側のTransMagicにおいて、ファイル/切断と選択します。
これでソフトのインストールは終了です。


<garlog + gar2wsを利用してみる>


(作成中)


<gpslogcvを使ってトラックログを他のソフトに読み込めるようにする>

(作成中)


<参考情報1−オプション類>

<参考情報2−PC接続ケーブル>

コネクタを分解してみました。分解するためには、普通のドライバーでなく先端が6角形のものが必要です。
秋葉原では先端のサイズを入れ替え可能なものが1,000円程度で買えます。

写真では見えませんが、コネクタ内の基板にはレベルコンバーターNEC D4721(http://www.ic.nec.co.jp/function/japanese/line_d_r/line_d_r.html)やインバーターIC Toshiba TC7WU04(http://www.semicon.toshiba.co.jp/search/ft_datasheet.htmlで検索可能)がのっています。
電子工作をちょっとやれば分かるのですが、WonderSwan側はLVTTL(+3.3V/0VでHigt/Lowを表現)を論理反転した信号(0V/+3.3VでHigt/Lowを表現)を入出力にしているようですが、パソコン側はRS232Cの入出力(-9V/+9VでHight/Lowを表現)ですので、電圧レベルと論理を合せてやる必要があり、このような回路が必要となります。
なお、正確にいうと、最終的には、電圧レベルだけを合わせるためにこの回路が必要ということになるようです。


<OSのバージョンアップ>
WonderWitchのユーザーで専用カートリッジを別途購入した場合に必要な場合があります。
WonderWitchPlayerのユーザーは今のところ必要ありません(2002.04.29現在)。
OSをバージョンアップすると、カートリッジ内のデータば全部消えてしまうようなので、注意が必要です。

(1)専用カートリッジをWonderSwanに装着する

(2)マニュアルに書いてあるように、Bボタンを押したまま電源ON。これによりカートリッジのセットアップモードになります。
この時setupメニュでwonderswan側の通信速度が38400bpsになっているか確認しておくとよいでしょう。
画面に何も見えない場合はコントラストを調整してみることをお勧めします。壊れているのかと疑う前に!
Xボタンにより「Recv System」にセットします。

(3)パソコンとWonderSwanを接続します。WonderSwan<--->PC接続ケーブル<--->付属のクロスケーブル<--->パソコンと接続します。
この時、パソコン側はTransMagicを起動させ、ファイル/シリアルポート設定と選択し、適切な通信設定をしておく必要があります。

(4)パソコン側で、カートリッジ/FreyaOS/アップグレードと選択します。
その際、転送するOSのファイルを選択する必要があります。TransMagicの左側のウィンドウにおいて、エクスプロアラーと同様の操作で簡単に選択できます。

OSのファイルを選択すると、ネゴシエーションが自動的に開始され、以下のとおり転送が始まります。


(5)転送が終了したら、WonderSwan側で「exit」を選択します。自動的にrebootされます。
WonderSwan側でYボタンを押し、「通信」メニューを選択します。
パソコン側では、ファイル/接続と選択します。プログラムエリアには何もありません。もともとあったファイルは消去されるので注意が必要です。

(6)パソコンとWonderSwanの接続が成立している状態で、パソコン側のTransMagicのメニューからカートリッジ/時刻設定と選択して時刻合わせを行っておいた方がよいでしょう。
また、カートリッジ/カートリッジ情報と選択し、カートリッジ内のOSのバージョンを確認しておいた方がよいでしょう。


<開発環境構築>

(作成中)